2011.11.30

ご存じの方も多いと思いますが、AdWordsでは、管理画面上で条件を指定することで、入札価格を自動的に調整する機能が提供されています。

代表的なものは、キャンペーンレベルで設定できる「単価設定オプション 」で、これは、日額予算の範囲内で、クリック数やインプレッション、あるいはコンバージョンを最大化できるよう、クリック単価を調整する機能です。(なお、ヤフーの新しいスポンサードサーチ Ver.3 でも、キャンペーン>予算と掲載条件の中で、クリックを最大化するための自動調整機能は提供されています。)

キーワードレベルでは更に詳細な設定が可能となっており、下図にある「自動化」タブを押すと、さまざまなルール設定ができるようになっており、平均掲載順位が変動したり、あるいは検索結果の1ページ目に表示されるために必要な入札価格を下回った場合に、入札価格を自動調整することができます。

AdWords 自動化ルール

この中で、今般追加されたのが、検索結果ページの上位に表示されるために必要な入札価格に自動調整する機能です。

AdWords ルール設定

この機能を使うことで、例えば、競合他社が入札価格を引き上げたりした結果、上位表示のために必要な入札価格が上がってしまっていないかを毎日指定した時刻にチェックして、必要であれば、上位表示に必要な水準まで入札価格を引き上げることが可能です。なお、この際、併せて上限入札価格を設定しておけば、それを上回る入札価格を設定されることはありませんので安心です。なお、設定できる項目は限られますが、最新バージョンのAdWords Editor(バージョン 9.7.1)でも、上位表示に必要な水準まで入札価格を引き上げる設定は可能となっています。

AdWords Editor 自動設定

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