2012.11.29
10/31(水)10:00-10:45
株式会社エム・データ 薄井司氏
株式会社東芝デジタルプロダクツ&サービス社 片岡秀夫氏
 
『TVデータ(放送)とソーシャルデータ(通信)を連携した
新REGZAによるスマートTVモデル』
10月30日、31日に開催されたad:tech tokyo2012。その会場内に開設したルグラン専用セミナースペース「ルグランルーム」には、今年も業界の最先端を行く多彩なゲストをお招きし、初日は「エコノミックバリュー」を、また、2日目は株式会社ホットリンク株式会社エム・データ と一緒に「i love data day」をテーマに、15のセッションを開催しました。当ブログでは、各セッションの様子をご報告します。
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ルグランルーム2日目は、「TVデータ(放送)とソーシャルデータ(通信)を連携した新REGZAによるスマートTVモデル」をテーマとした、エム・データの薄井さんと東芝の片岡さんによる共同セッションでスタートしました。

まずは、薄井さんがスマートTVの説明と「TVメタデータ 」の概要についてご説明。ネットワークにTVが接続されることが大きな特徴であるスマートTVは、今後マスマーケティングを革新的に変える可能性を秘め、スマートTVをいち早く取り入れたマーケティング戦略が有利になるだろう、とお話されました。また、放送された実績をすべてテキスト化した「TVメタデータ」は、ソーシャルリスニングはもちろん、グルメ店や商品の露出量を分析することで、マーケティング施策に繋げることが可能とのこと。ちなみに、TV露出量を秒単位でトピックやコーナー、人物等、細かくセグメントされたエム・データさんの「TVメタデータ」は、24時間365日、人力で計測しているそうです!

続いて、東芝の片岡さんからは最新「REGZA」に搭載されたクラウドサービス「TimeOn 」の機能を中心にスマートTVの可能性について解説していただきました。

TV番組や情報、サービスが増えれば、ユーザーは自分の興味や目的のあったコンテンツにたどり着くために時間と労力がかかり、録画したものを見ることをやめてしまうだろう。そのためにも、いかに早くユーザーの興味にたどり着かせるかが今後重要になってくる、と語る片岡さん。エム・データさんが提供する「TVメタデータ」を活用し、興味がある情報に効率よくたどり着き、その短縮した時間で他のコンテンツに接する。そして、ユーザーの興味の対象が広がることによって人とコミュニケーションをとる、といったようにあらゆる方面につなげていきたい、としてセッションを締めくくりました。

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