SESロンドンがいよいよ開幕しました。
ルグランでは、昨年8月のSESサンフランシスコに続き、視察ツアー を開催し、ツアー参加者のみなさんと一緒にカンファレンスに参加をしています。現地では、Twitter(ツアー参加者限定アカウント)を使って、各セッションの内容について同時解説をしたり、夜はロンドン市内の老舗レストランで夕食会を開催し、参加者のみなさんとの交流・情報交換を図るといった活動を行っています。
今回、SESロンドンの会場となっているのはロンドン西部、ウェストミンスターにあるThe Queen Elizabeth II Conference Centre。サンフラシスコに比べると、会場は少し小ぶりですが、検索からソーシャルまで、幅広いテーマについて、朝から晩まで、3トラック x 3日間の熱い議論が繰り広げられています。
<SESロンドンの会場:The Queen Elizabeth II Conference Centre>
SESの会場の周りには歴史的な建造物も多く、イギリス国教会の教会で、歴代の国王なども埋葬されているウェストミンスター寺院や、「ビッグベン」と呼ばれる大時計のある国会議事堂などに囲まれています。
<ウェストミンスター寺院>
<国会議事堂>
今回のSESの目玉の一つが、アクセス解析の神様とも呼ばれるAvinash Kaushik氏による基調講演です。講演のテーマは「Business Optimisation in a Digital Age」(データ分析によるビジネスの最適化手法)で、アクセス解析にあたっては、入手できるデータを手当たり次第に分析するのではなく、ウェブ上での活動が企業にもたらす「経済的な価値」を最大化するためには、どのような指標に注目する必要があるのかといったことから、戦略的な視点で考えていくことが大切なのだ、という話をされました。
Kaushik氏のプレゼンは、とにかくパッションに溢れていて、約1時間、壇上を所狭しと動き回り、身振り・手振りも交えながらの熱弁に、聴く方も思わず引き込まれてしまう基調講演でした。
本ブログでは、この講演の模様も含め、今後、SESロンドンの様子をレポートしていきますので、どうぞお楽しみに。また、セッションの内容については、弊社代表 泉のTwitterアカウント や、弊社フェイスブックページ でも随時、実況解説を行っておりますので、ぜひ、そちらもご覧下さい。