10/30(火)12:00-12:45 株式会社ルグラン 泉浩人
あなたは正しくKPIを設定していると思いますか?
~鍵となるのは「エコノミックバリュー思考」と「デジタルマーケティング評価モデル」~
~鍵となるのは「エコノミックバリュー思考」と「デジタルマーケティング評価モデル」~
10月30日、31日に開催されたad:tech tokyo2012。その会場内に開設したルグラン専用セミナースペース「ルグランルーム」には、今年も業界の最先端を行く多彩なゲストをお招きし、初日は「エコノミックバリュー」を、また、2日目は株式会社ホットリンク と株式会社エム・データ と一緒に「i love data day」をテーマに、15のセッションを開催しました。当ブログでは、各セッションの様子をご報告します。
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このセッションでは、まずGoogle社エバンジェリストであるAvinash Kaushik氏が提唱する「エコノミックバリュー」についての説明からスタート。エコノミックバリューでは、マクロとミクロのコンバージョンを総合して考えます。消費者がコンバージョンに至るまでに多くの情報を収集して購入を決定することから、売り上げに貢献したコンバージョンだけを評価するのではなく、そこに至るまでの小さなアクションもミクロコンバージョンとして評価する姿勢を持つことが大切であるとし、メイドカフェのサイトを例に取り上げながらエコノミックバリューを戦略につなげるフレームワークについて説明しました。
さらに、1.どのような考え方、目的でそのアクションを行うのか? 2.アクションを行ったならば、その効果を評価する正しい指標は何か?といったように、アクションとKPIは同時に考える必要があり、サイトの目的は何かを理解したうえで、経理、ブランド、広報、Web等様々な部門の意見を集約して正しいKPI設定することの重要性をお話し、セッションを締めくくりました。