世はまさに「クラウド」ブームという感がありますが、長引く不況の中、今や、「クラウドソーシング」で、ケチケチ生活のアイディアも手に入る時代になりつつあるようです。
これはGoogleが運営する「TIP JAR」というサイトで、様々な人たちが、これはと思うケチケチ生活のヒントを投稿・共有しています。サービス自体は、Googleがネット上での意見交換をサポートするために開発したModeratorというツール使って提供されています。
アメリカのコーヒーショップなどにいくと、レジの横にチップ(Tip)を入れるためのガラス瓶(Jar)が置かれているのを見たことがある方もいると思いますが、この「Tip」が英語では「ヒント」という意味も持つことから転じて、ケチケチ生活のためのヒントを投げ入れる瓶、という意味で「TIP JAR」と名付けられたようです。
実際にサイトをのぞいてみると、多くの人が「役に立った」と評価しているアイディアは、「週に2-3回は職場に弁当を持参しよう」とか「できるだけ公共交通機関を使おう」など、意外に(?)当たり前の内容が多いのですが、どこへ行くにも車というアメリカでは、こうしたアイディアも新鮮に映るのかもしれません。
ちなみに「食べ物」に関するコーナーでも、「ショッピング」に関するコーナーでも、多くの支持を集めていたアイディアは「腹が減った時に食料品を買いに行くのは止めよう!」で、思わず納得!という感じでした。ちなみに、運営者からは「Googleスプレッドシートを使おう」というアイディアが投稿されているのは「ご愛嬌」ということですかね。。。