2012.11.08
10/30(火)13:00-13:45 サイトコア株式会社 取締役副社長、高沢冬樹氏

顧客との絆を生み育てるコミュニケーション戦略に求められる新しい分析手法

10月30日、31日に開催されたad:tech tokyo2012。その会場内に開設したルグラン専用セミナースペース「ルグランルーム」には、今年も業界の最先端を行く多彩なゲストをお招きし、初日は「エコノミックバリュー」を、また、2日目は株式会社ホットリンクと株式会社エム・データと一緒に「i love data day」をテーマに、15のセッションを開催しました。当ブログでは、各セッションの様子をご報告します。
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当日は、高沢さんの講演の前に急きょサイトコア平井さんと弊社代表山辺によるサイトクリニックを始め、”オトナの女性”二人がアパレル・ブランドサイトを例に手厳しく(!?)コメント。サイトのコンテンツが如何に重要であるかという話で盛り上がった後、高沢さんの登壇となり「新しい分析の手法を取り入れる」というテーマで、ユーザーの気持ちに応えるWebサイト制作の重要性についてお話いただきました。

サイトコアが提唱する「エンゲージメントバリュー」とは、アトラクション(魅力)、コミュニケーション、信頼、コミットメント、コミュニティ、これらに関わるユーザーのサイト内の行動を数値化し、サイトを評価することだと説明する高沢さん。クロスチャネルの時代だからこそ、ユーザーは様々なチャネルを経由してコンバージョンに至り、その前の様々な態度変容もコンバージョンに結びつく重要な評価指標となりえること、それ故にエンゲージメントバリューが必要であるとお話されました。

さらに、「訪問数 vs エンゲージメントバリュー」の推移を算出することによって、実施したキャンペーンがうまく行ったのか、ユーザーのアクションが変動したのかといった、コンバージョンだけではみえないパフォーマンスが浮き彫りになり、コンテンツを活かす環境づくりの重要性を説明されセッションは終了しました。

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