株式会社マーケティングエンジン、株式会社スケダチ 高広伯彦氏
インバウンドマーケティング~従来型デジタルマーケティング脳を切り替えるためのレッスン~
10月30日、31日に開催されたad:tech tokyo2012。その会場内に開設したルグラン専用セミナースペース「ルグランルーム」には、今年も業界の最先端を行く多彩なゲストをお招きし、初日は「エコノミックバリュー」を、また、2日目は株式会社ホットリンク と株式会社エム・データ と一緒に「i love data day」をテーマに、15のセッションを開催しました。当ブログでは、各セッションの様子をご報告します。
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去年に引き続き多くの方にご参加を頂いた高広さんの今年の講演のテーマは、インバウンドマーケティング。インバウンドマーケティングとは、一方的に情報を投げるのでなく、自ら生み出した有益な情報を提供し見込み客に発見してもらうこと。そして、集まってきた見込み客を優良な顧客に育てていくという考え方であると高広さん。そこで大切なことはユーザーに見つけてもらえる有益なコンテンツ作りだというお話をされました。
また、インバウンドマーケティングにおける「ランディングページ」とは、今すぐ買ってもらうためのページではなく、来訪したユーザーがメールアドレスを提供する場、つまり、見込客のデータベースを構築するために必要な情報を提供してもらうためのページである、と位置づけました。
これからの時代、マーケターは「狩猟民族」から、ユーザーに対して「有益なコンテンツ」という種をまいて育てる「農耕民族」への意識変革が求められるとお話された高広さんは、今年、日本で初めてのインバウンドマーケティングエージェンシー を設立されました。今後の高広さんの活動に注目です。
【株式会社マーケティングエンジン】
http://mktgengine.jp/