2012.11.22
10/31(水)12:00-12:45 株式会社ホットリンク 佐藤弘和氏
実践!ソーシャルメディアの効果測定・分析手法

10月30日、31日に開催されたad:tech tokyo2012。その会場内に開設したルグラン専用セミナースペース「ルグランルーム」には、今年も業界の最先端を行く多彩なゲストをお招きし、初日は「エコノミックバリュー」を、また、2日目は株式会社ホットリンク株式会社エム・データ と一緒に「i love data day」をテーマに、15のセッションを開催しました。当ブログでは、各セッションの様子をご報告します。

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ソーシャルメディア分析ツール「クチコミ@係長 」を導入されたお客様に対し、コンサルテーションや啓蒙活動をされているホットリンク シニアコンサルタントの佐藤さんから、PDCAを回していく為に効果をどのようにトラッキングしていくかソーシャルメディアの効果測定、分析手法をご紹介していただきました。

まず、クチコミで本当に世の中の動きが俯瞰できるのか?という良くある疑問にアプローチ。佐藤さんは「忘年会」のクチコミ件数の推移から、クチコミが世の中の動きを反映している事例を取り上げ、ソーシャルデータは消費者の動きに合わせて商品投下・予算をシフトできるのではと仮説が立てられるので、企画・設計に活かせると解説されました。

次に、ソーシャルメディアの主な活用事例3つ、1.キャンペーン・PR活動の反響測定、2.ブランド比較調査や風評調査、3.インサイトの発見、を紹介。そこから、クチコミ分析をトレンド分析だけでなく、影響力のあるメディアにどんなタイミングで何を発信すると効果があるか、といった仮説を立てたり、クチコミの中のポジティブ・ネガティブな意見から消費者のブランドイメージが見えてくると説明。また、データというと数字を分析することに集中しがちだが、ソーシャルメディアでは“生の声”を読み込むことが大事。なぜなら、この中には見逃せない声があるのでそこからインサイトの発見ができるのではないかとお話されました。

最後に佐藤さんは、リアルタイムにデータを検索することが可能になった今、常日頃からソーシャルデータをみて世の中がどう動いているかに関心を持ち、仮説・検証を繰り返すことが大切だとしてセッションを締めくくりました。

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