2007.6.07

6/17(日)は父の日。ネットショップのオーナーの皆さんは、「父の日キャンペーン」ページの作成や更新、受注や発送への対応にお忙しい日々を過ごされているのではないでしょうか。また、キャンペーンに合わせて、検索連動型広告にも関連キーワードを出稿し、ギフト需要の獲得を狙っている方も多いと思います。

ところで、「父の日」関連キーワードは、いつまで掲載を行う予定ですか?

母の日の前に、何人かのショップオーナーさんとお話をしたところ、「前日や当日では広告を出しても遅過ぎるだろう。」といった考えから、母の日の2日前、つまり金曜日で掲載終了を予定されているケースが多くありました。実はここにライバルを出し抜くためのヒントが隠れています。

確かにリアルの世界だと、母の日に限らず、クリスマスやお中元、お歳暮などの贈り物をする場合、実際に相手に送る数日前までには買い物を済ませてしまうことも多いでしょう。ところが、ネットで贈り物を探している人の場合、忙しくて店に買いに行く時間がない人(あるいはとても「ものぐさ」な人?)が多いせいか、前日〜当日にピークが来ることは、経験則として分かっています。

このチャートは、あるショップさんが出稿していた「母の日 プレゼント」というキーワードについて、「母の日」の当日を含む直前の3日間(金曜日〜日曜日)の検索回数(=赤の棒グラフ)と平均掲載順位(=青の折れ線グラフ)の推移を表したものです。

Chart

ご覧の通り、前日〜当日にかけて、検索は減るどころかむしろ増えています。一方、このショップさんは期間中、入札価格は一切変えていませんが、平均掲載順位は3日間で大きく改善しています。これは、ライバルのショップの多くが、金曜日で掲載を終了した結果、掲載順位が押し上げられ、更に多くのトラフィックを、コストを上げずに獲得できたことを意味しています。

また、あるショップさんでは、母の日を過ぎた月曜日以降も、数日間は「遅れてごめんね」需要があるので、更に掲載を続けて受注につなげたそうです。

そこで、父の日に向けたルグランからのアドバイスです。

「父の日」関連キーワードは、少なくとも当日(日曜日)までは掲載を続けて、駆け込み需要をしっかり捕まえましょう!

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