海外カンファレンス初参加がSES、その中でも最大規模を誇るサンフランシスコとは、Webマーケターとしてこれほどうれしいことはありません!サプライズゲストの登場、業界の最新情報の入手、また、名物スピーカーのセッションへの参加等、メモを取り写真を撮り、大変密度の濃い3日間を過ごしました。
セッションレポートについては、当ブログで随時ご紹介していますので、今回は海外カンファレンスならではの光景についてご紹介したいと思います。
まず、どのセッションに参加しても印象的なのは、参加者の積極性です。講演中でも、疑問点があれば遠慮なく挙手し、スピーカーに質問を投げかける。一方、スピーカーも、質問に対しその都度丁寧に回答し、質問者が納得したところで、また本題に戻っていきます。さらに、セッション終了ともなると、モデレータの合図もまたずに会場のあちこちから手が上がり、質疑応答が時間いっぱいまで続きます。最初のセッションに参加したとき、思ったよりも講演が早く終了したな、と思ったものですが、すぐにこの質疑応答の時間を考えてのことだと気づきました。
時に、その質問の仕方もとてもユニークで、今自分はどのような環境におかれ、この点についてこういう理由から疑問に思う、と言うように、自分の経験と考えを交えストーリーをもって質問をする様子はスピーカーさながら、プレゼンを聞いているようです。
実はこの参加者からの質問が、自分ではなかなか思いつかない、意外な角度からの視点であったりもしてとても興味深く、プラスアルファの情報を入手できるポイントでもあります。
そんな参加者の積極性を満足させる(?)ために、昨今恒例プログラムとなっているのがRoundtable Forumです。このRoundtable Forumとは、興味のある分野について(たとえば、“キーワード分析“等)エキスパートと円卓を囲み、スモールグループでディスカッションをするというプログラムです。参加者は、時間中に次々にテーブルを”はしご”し、知識を深めると同時にネットワークを広げていきます。
残念ながら、私はRoundtable Forumには参加しませんでしたが、直前のセッションで隣に座った男性が、スピーカーとの密なディスカッションを非常に楽しみにしており、毎回大きな収穫がある、とフレンドリーに話してくれました。
SESは、3日間の本セッションとは別にトレーニングセッションを設けていますが、スピーカーと参加者がインタラクティブにコミュニケーションが行われている各セッションは、トレーニングに参加せずとも、それに値する十分な内容となっているといえるでしょう。
今年もカンファレンスは大盛況のうちに幕を閉じましたが、一方で、会場内では日本からの参加者が少なかったように感じられます。業界の最新情報やTipsはセッションレポートで知ることはできますが、世界中から集まった人々から受ける刺激やスピーカーと参加者との熱いやり取りは、やはりカンファレンスに参加した人だけが味わえる特権であり醍醐味です。
来年2月にはSESロンドン視察ツアー の催行も決定しましたので、ぜひみなさんも一緒に、現地の臨場感を味わってみませんか?
【SESロンドン視察ツアー(予定)】
東京発:2014年2月10日(月)
SES視察:同2月11日(火)-13日(木)
企業訪問:同2月14日(金)
ロンドン発:2014年2月15日(土)→東京着は日本時間の2月16日(日)
概算費用:670,000円程度の見通し *
* 往復航空券、ホテル5泊、SES入場料、空港-ホテルの送迎、毎朝食及びウェルカムディナーを含みます
【参加の仮申込やお問い合せはこちらから】
メール:ses@LeGrand.jp
電話:0120-066-898
(by Tomomi Yokota, Business Development, Le Grand)