ご存知の方も多いかと思いますが、10/1に開催されたGoogleアナリティクスサミット2013にて発表された新しいGoogleアナリティクスの機能に注目が集まっています。
Googleアナリティクスチームのブログにセッションの模様が伝えられていますので、ご一読をおすすめいたします。
多くのアカウントでリリースされ始めている新しいインターフェースでのアドバンスセグメントの紹介など既知の機能も多かったですが、個人的には、「オーディエンスレポート」の取得が近々可能になる、という点に大きな関心を寄せています。
既にGoogle AdWordsではリマーケティングタグを活用して既存ユーザーのプロファイルを推定し、それに類似するユーザーへ配信する「類似ユーザー配信」が出来るようになって久しいですし、個人的にはいよいよそのデータがGAにも反映されるようになったか、という思いです。
また、ここ1年で国内での様々なDMP (Data Management Platform )プレイヤーが登場しており、オーディエンスデータを定量的に分析するインフラが整いつつあります。
これまでGA始め多くのアクセス解析ツールでは
「ユーザーがサイト内でどういう動きをしているか、どんなコンテンツに関心を持っているか」
という分析に留まっていましたが、今後は
「“どんなプロファイル”のユーザーがサイト内でどういう動きをしているか、どんなコンテンツに関心を持っているか」
という分析が主流になり、それぞれのプロファイルに適したサイト・コンテンツ作りが出来ているか否かがデジタルマーケティングの成功を左右することになるでしょう。
なお、本サイトやニュースレターでもお知らせした通り、ルグランは、本年3月に、デジタルマーケティング機能を統合したコンテンツ管理システムを提供するサイトコア株式会社と、マーケティングソリューションの分野で業務提携契約を締結しました。
パーソナライズ機能を導入した動的なサイトの構築・運用に興味のある方は、ぜひ、一度、ルグランまでご相談下さい。
(by 桑原 達彦, Consultant, Le Grand)