11月11日は中国EC市場が大変な盛り上がりを見せた一日となりました。
11月11日は「1」のぞろ目で、「シングルデー」と呼ばれ、中国のネット通販市場最大のイベントデーとなっています。同社の発表によると、今年の11月11日に、タオバオ(淘宝) 傘下のBtoCプラットフォーム、TMall の流通総額は、1日で約5,600億円という驚異的な金額に達したそうです。
ちなみに、楽天の2012年の年間流通総額 は約1.4兆円ですから、タオバオでは、1日で楽天の年間流通総額の4割にあたる金額が取引されたことになり、この数字がいかに大きいかがお分かり頂けると思います。
また、2013年11月時点で、タオバオは累計5億人の会員を有し、毎日平均6,000万人が来訪しています。一方、楽天の会員数は、2012年9月末時点で、8,740万人にですから、いかに多くの人がタオバオを利用しているかが分かります。
ところで、こうしたタオバオの繁栄は海の向こうの話と思っていませんか?
下表は、日本のブランドやメーカーの商品が、タオバオでどれぐらい買われているかを示したデータです。すべてのブランド・メーカーを網羅している訳ではありませんが、それでも、タオバオにおいて、2012年9月だけで、約29億円の売上があったことが分かります。
メディアでは、このところ、中国と日本との関係悪化に関するニュースも増えていますが、いざショッピングとなると、日本の商品に関する中国の消費者の興味や関心は非常に高いことがうかがえます。
もちろん、言葉も習慣も違う中国市場への進出は簡単ではありませんが、多くの日本企業にとって、非常に大きな可能性を秘めた市場でもあります。
ルグランでは、中国市場をターゲットとしたECビジネスの展開やモール出店などのご相談も承っております。中国進出を検討される際には、ぜひ、お気軽にお問い合せ下さい。中国事情に精通した弊社コンサルタントがアドバイスをさせて頂きます。
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(by 黄 偉欽・コンサルタント)