先週2/19(水)、ルグランと株式会社マイクロアドの共催セミナー「ブランドコミュニケーションのこれから~戦略設計の起点はデジタル~」を開催しました。
前日まで雪の予報が出ていたお天気も、セミナー当日はスッキリと晴れ渡り、おかげさまで開場と同時に多くの方にご来場いただき、開始時には満員御礼となりました。
まずは弊社代表取締役 泉とマイクロアド未来広告研究所 所長の中川斉さんによるトークセッションからスタート。「これからのブランドコミュニケーションに必要なデジタルマーケティングの方法論~デジタルを起点に戦略を立案した企業を事例に考える~」というテーマのもと、日本では、まだ、知名度の低い外資系企業に対し、ディスプレイ広告に「インバナーサーベイ」というアンケート機能を組み合わせた施策を実施した結果を踏まえ、ブランド認知や態度変容への効果検証・分析結果についてディスカッションが繰り広げられました。
通常、バナーの効果測定はクリック率など、わかりやすい指標だけで判断されがちですが、今回の施策では、インバナーサーベイを同時に行うことによって、認知・理解・意向といった目的変数をあわせてみることによって、クリック率だけでは見えない知見が得られることに言及しました。
続いては、AKQA Head of Planning 福田氏、ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングの山縣氏、マーケティングリサーチ・市場調査会社サービスを提供するカンター・ジャパン の関井氏、そして中川さんと泉を加えた5名によるパネルディスカッションへ。今回のセミナーのメディアスポンサーでもあるCNET Japan編集長の別井氏をモデレータに、デジタルを活用したブランディングについて、取り組みや事例、課題についてディスカッションが行われました。
福田氏からは、デジタルをメディアとして考えずに、新しいツールだと考えてブランドを再構築する、といったお話とともに、アプリとソーシャルメディアを使ったNikeの事例をご紹介していただきました。また、山縣氏と関井氏からは、両社が共同で取り組んでいるオフライン広告の効果測定に関する手法や考え方や、ディスプレイ広告の効果検証から得た知見を活用した取り組みなどについて、お話をいただきました。
そして、セミナー後のネットワーキングパーティでは、ブランドコミュニケーションについてもっと話を聞きたい、語りたいという方々がご参加され、リラックスした雰囲気の中、グラスを傾けながら熱心に話をされる姿が多くみられました。
ルグランでは、今後もデジタルマーケティングに携わるみなさまの有益な情報源となるようなセミナーを多数開催していく予定です。最新情報は本ブログやニュースレターにてお知らせしますので、どうぞ、お楽しみに。
また、ルグラン、マイクロアドのサービスにご質問・ご興味がおありでしたら、お気軽にお問合せください。
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