2009.8.14

SESの隠れた(?)楽しみは、展示会場を回って、各社の趣向をこらしたGiveaway(ノベルティグッズ)を集めることだ。

昨年は、Omniture社が、ラジコンのチョロQを配ったりして、子供へのちょうどよいお土産になったりしたのだが、今年は、かのGoogleも、SESにあわせて開催していたパーティ「Google Dance」をキャンセルするなど、景気低迷の影響は確実にSESにも及んでいる。

実際、今年のSESで展示会場を回って手に入れりことができた「戦利品」は、この写真の通りだが、正直言って、かなり「ショボイ(失礼!)」感じがするのは否めない。

Giveaway

もちろん、景気低迷の影響は、出展社だけでなく、SESへの参加者にも及んでおり、SESの主催者側にも、努力と工夫の跡が見られる。たとえば、これまで4日間だったカンファレンスの日程を1日短くする代わりに入場料を引き下げたり、また、「早割」で50%近いディスカウントを提供したりと、参加者の確保に腐心している様子がうかがえた。その一つの表れが今年のランチかもしれない。

昨年までも、参加者には「無料」のランチが提供されたが、それは、体育館のように広く、埃っぽいイベント会場で、サンドイッチとクッキーが入った「ランチボックス」が配られるというものだった。それに対して、今年は、サンドイッチのほか、サラダやホットドッグなど、いくつかのバリエーションの中から参加者が選べるようになったという点で、少なくとも、こちらの感覚でいうと、かなり「豪華」な感じになっている。

Lunch at SES

来年のSESはサンフランシスコに場所を移して開催されるが、ランチやノベルティグッズにはどのような変化があるのだろうか。。。?


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