2009.9.04

adtechtokyo

先日米国San Joseよりレポートをお伝えしたSESと並んで、10年以上の歴史を持つデジタルマーケティングの世界最大規模カンファレンス、ad:techが今回初めて東京で開催され、ルグランもこのイベントにプレスとして参加する事が出来ました。

ad:techは毎年、米国ニューヨークやサンフランシスコ、パリなど世界各都市で開催されていますが、今回が初めての日本への上陸でありながらも、市場の不景気も吹き飛ばすかの盛況ぶりを見せていました。これはネットやサーチを主体としたマーケティングがキートピックとなるSESと比べ、全般的にインタラクティブマーケティングと広告という観点を幅広くカバーするのがad:techの特徴で、その分、色々な分野からの参加者が集まった結果と言えるのかと思います。

今回のad:techのセッションはほとんどが日本語と英語のミックスで行われ、パネラーやプレゼンターが色々な言語でそれぞれの発言をするため、すべてのセッションにおいてワイヤレスレシーバーによる同時通訳を使った特殊な進行となりました。これほどの大規模なイベントにて、すべてを同時通訳するのもさぞかし大変だったと思いますが、このおかげで言語のバリアーが取り崩され、より多くの参加者の方々が楽しめたのがよかったと思います。

ad:tech tokyo 2009 Day1 フォトレポート by Le Grand

ad:tech tokyo 2009 Day2 フォトレポート by Le Grand

なお、日本でのイベント開催歴史で言うと、実はSESの方が歴史は長く2006年に一度、小規模ながらもSES Tokyoが開催された事があり、さらに昨年も日本での開催を試みていたのものの、金融ショックや景気の低迷などを理由に開催を断念してしまった経緯があります。今回のad:techではサーチおよびサーチマーケティングに特化したセッションが1セッションしか無く、SEMを本業とするルグランとしては少々物足りない感じもありましたが、今回の成功事例を元に来年はSES Tokyoもぜひ実現させてほしいものです。

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