SESやad:techなどのイベントに参加する目的の一つは展示会場にあります。
特に海外のイベントでは、日本では未発表のツールやサービスに出会えることも多く、弊社で導入しているSEMの管理ツールも、実は、日本市場向けには、まだ正式にはリリースされていないのですが、数年前のSESで見つけて非常に完成度が高かったことから、一部機能について、日本語環境に合うようにカスタマイズをしてもらった上で導入をしています。
また、展示会場では、多くの出展企業が、来場客の注意を引こうと、様々な趣向を凝らしているのを見て回るのも楽しいものです。
例えば、ネット広告の管理・運用ツールなどを提供しているFindologyという会社では、ブース内にマッサージコーナーを設けていました。(当社の製品・サービスとマッサージがどうつながるのかは、その「ココロ」を聞いてこなかったので、いまだに分かりませんが。。。)
今年は、初日の夜のネットワーキングパーティが、展示会場で行われることを見越してか、ベリサイン社のブースにはカジノコーナーが設けられ、来場客がビールを片手に、ブラックジャックに興ずる姿も見られました。昼間のセッションに出ていると、なかなか展示会場をゆっくり回る時間が取れないので、夕方のパーティを展示会場でやるというのは悪くないアイディアだと思いました。
ちなみに、このパーティは、今般、検索サービスで提携したYahoo!とBingが共同でスポンサーになっていました。
ところで、今回のSESでは、Yahoo!が、色々なセッションにスピーカーを立てるなど、そのプレゼンスは高く、Bingとの統合プランについての説明などを行う一方で、Yahoo!自身も「検索から撤退する訳ではないのだ。」というメッセージを繰り返し発していました。
展示会場では「Search is Sweet(=直訳すると「検索はおいしい」)」というテーマでブースも開いており、来場者には特製のクッキーを配っていました。
<クッキーに埋め込まれたm&mのチョコにもYahoo!のロゴが…>
(by Kenta Umezu, Chief Operating Officer, Le Grand)