2010.9.08

今から2ヶ月ほど前に、本ブログでご紹介したアドワーズ広告のサイトリンク機能ですが、その後、試してみるチャンスはありましたでしょうか?

おさらいをしますと、このサイトリンク機能を使うことで、例えば、ブランド名や会社名などの検索に対して、サイトのトップページだけでなく、同じドメイン内にある「会社概要」「商品一覧」といったカテゴリページなどについても、広告文の中で、プラスアルファのリンク先として表示させることができます。

松井証券

弊社でも、ブランド名などでの検索が多く、また、対象や目的が異なる商品やサービスのカテゴリーがいくつかあり、ブランド名などのキーワードだけでは、ユーザーが何を探して検索しているのか見当がつきにくい、といった条件にあてはまるいくつかのクライアント様に対して、サイトリンクを導入してみました。まだ、最長でも2ヶ月程度の限られたデータではありますが、下表の通り、これまでのところ、様々な業種・業態において、サイトリンクを導入することで、クリック率・コンバージョン率をいずれも向上させる効果が認められました。

【サイトリンク導入によるクリック率・コンバージョン率の改善割合(%)】

比較表

クリック率が上昇した理由としては、広告文が複数行にわたって表示されることで、画面上の「専有面積」が広がったということに加え、多様なニーズをもって検索をしてきたユーザーに対して、「この広告をクリックした先には何があるのか?」を、より明確に表示できたことも影響していると考えられます。

また、サイトリンクの導入によって、それぞれのユーザーのニーズに合致したページに誘導できる可能性が高くなった分、コンバージョン率に対してもポジティブな影響が出た、と言ってよいでしょう。

(by Rod Hiroto Izumi, Founder & Co-CEO, Le Grand)



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