カンヌ国際クリエイティビティ祭の日本代表審査員をつとめた佐藤達郎 氏を講師にお迎えし、オンライン広告とオフライン広告の垣根を越え、マーケティング全体を俯瞰して考えるというスキルを学ぶ、3回シリーズのワークショップ。昨日4/24(水)開催された2回目のテーマは、「“オフ“の知見を学んで、“オン“に活かそう」。第1回のワークショップで、オフライン広告が大きく変わってきていることを学び、第2回となる今回は、実際にオフライン広告がどのような手順で制作され作品となっていくのか、“クリエイティブの実務の流れ“について学びました。
「クリエイティブ」といっても、オンライン側とオフライン側ではその捉え方は大きく違うというお話から始まり、かつて、オフラインチーム+オンラインチームの統合チームを統括されたこともある佐藤氏は、その経験からオンに足りない(?)と考えるオフの知見の核心として「アイデア開発プロセスの3層構造」を挙げました。
その構造とは、まず目的/目標を明確にし、次に訴求ポイント/メッセージ(What to say)を考え、最後に表現/アイデア(How to say)を考えるというもの。この3ステップ通りに進めることがオフライン広告制作の大前提になるということですが、オンライン側でも大いに活用できるのではないでしょうか。
この後、いよいよ総合広告代理店のクリエイティブの実務の流れ、8ステップを詳しく解説。数々の有名なクリエイティブを世に送り出してきた佐藤氏の制作裏話を交えながらの解説に参加者一同引き込まれ、あっという間の2時間。最後は、参加者全員から様々な質問が寄せられ、大変充実したワークショップとなりました。
クリエイティブの実務のお話は、次回のブログで詳しくレポートしますので、どうぞお楽しみに!
第1回のレポートはこちら
第3回は5/15(水)に開催されます。現在、第3回のお申込みを受付けておりますので、ぜひご参加ください。
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