SESという名称では最後の開催となる、SES London 2014の基調講演のスピーカーが発表されました。
今年9月のSESサンフランシスコより、SESのプログラム構成が大きく変わったことは、以前にもご案内しておりますが、来年のSESロンドンにおいてもその流れを引き継ぎ、プログラムは、「Paid」「Owned」「Earned」に「Integrated」「Business Intelligence」を加えた5トラックで構成されています。
各セッションの概要やルグランお勧めのセッションについては、今後随時ご紹介して参りますが、今日は先日発表された基調講演のスピーカーと概要をご紹介します。
■基調講演スピーカー
Bruce Daisley
UK Managing Director
Twitter @brucedaisley
初日の基調講演に登壇するのは、Twitter社でマネージングディレクターを務めるDaisley氏。Daisley氏はTwitter社に入社する以前は、Google UKでYouTubeやディスプレイ広告を担当し、現在はTwitter社の3つの広告商品「プロモツイート」「プロモトレンド」「プロモアカウント」普及の陣頭指揮を執っています。
基調講演では、「Running in Real-Time: Bringing Campaigns to Life by Marketing in the Moment」をテーマに、様々なケーススタディとデータに基づき、Twitterが考える新たなマーケティングの形についてお話する予定です。
Nick Burcher
Headof Social Media, EMEA, MediaCom
2日目は、世界有数のグローバルメディアエージェンシーであるMediaComでヨーロッパ・中東・アフリカのソーシャルメディア事業を統括するNick Burcher氏です。グローバルブランドのソーシャルメディア戦略を統括するBurcher氏は、2012年に刊行されたトリプルメディアに関する著書「Paid, Owned, Earned: Maximizing Marketing Returns in a Socially Connected World 」の著者でもあり、デジタルマーケティングに関する幅広い知識と経験から、今回のスピーカーとして白羽の矢が立ったのではないかと考えられます。
基調講演では、「Joining the Dots: Maximising Marketing Returns in a Socially Connected World」と題して、消費者が複数のメディアを、様々なディバイスを使って自由に渡り歩く複雑化した時代に、マーケターはどう立ち向かうべきかを解説します。
この他にも、多彩なスピーカーの登壇が発表されており、どんなヒント・アイディアが得られるのか、今から楽しみです!
なお、カンファレンスアジェンダの日本語版も近く公開する予定ですので、こちらもお楽しみに。
(by 横田智美・事業開発マネージャー)