2013.8.22

開催まで1ヶ月を切ったSESサンフランシスコ。前回のブログではカンファレンス全体の見どころと基調講演についてご紹介しましたが、今回は、ルグランが注目する2つのセッションをご紹介します。

【Mad Men of Search: How They Leverage Data to Rock the Customer Experience】
(サーチマーケターのためのビッグデータ講座 – データ活用によるマーケティングROIの最大化とは?)

Bryan Eisenberg
SES Advisory Board; NYTimes Bestselling Author
bryaneisenberg.com
@thegrok

1つ目にご紹介するセッションは、ずばり「サーチマーケターのためのビッグデータ活用講座」です。今やあらゆるビジネスシーンで影響を及ぼすビッグデータ。しかしながら、その活用方法に頭を悩ますサーチマーケターの方も多いのではないでしょうか?

このセッションでは、ビッグデータの活用方法をはじめ、検索エンジンのアルゴリズムの発展、データ解析に役立つツールの紹介など、ビッグデータの活用に必要な情報満載、サーチマーケター必聴のセッションです。

スピーカーは、Web Analytics Associationの共同創設者であり、アクセス解析業界では実力者としてその名を広く知られているBryan Eisenberg氏。SESスピーカーとして常連のEisenberg氏は、アクセス解析に関する書籍を多く出版しており、日本でもご存知のマーケターの方も多いことでしょう。

【A Conversion Odyssey – Wandering in the E-commerce Wastelands】
(2013年コンバージョン最適化の旅 – ユーザー目線で考える「ダメなサイト」とは?)

Tim Ash
CEO SiteTuners.com
@tim_ash

2つ目は、コンバージョン最適化に関するセッションです。スピーカーのTim Ash氏は、ランディングページ最適化に関する第一人者として知られ、過去のSESでは基調講演のスピーカーを務める等、Eisenberg氏同様にSESではおなじみです。また、Ash氏のの著書『Landing Page Optimization 』は、Webマーケターの間ではLP最適化のバイブル的な一冊となっています。

【A Conversion Odyssey – Wandering in the E-commerce Wastelands】(2013年コンバージョン最適化の旅 – ユーザー目線で考える「ダメなサイト」とは?)と題した当セッションでは、コンバージョン最適化のエキスパートであるAsh氏が、どのようなウェブサイトがコンバージョンに結びつかない「ダメなサイト」の原因を探り、最新のコンバージョン最適化についてレクチャーされる予定です。

この他にも、注目のセッションが続々登場、どのセッションを聴講しようか、弊社スタッフは頭を悩ませている今日この頃です。

SESサンフランシスコのカンファレンスアジェンダはこちら (English)

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2013.8.08

2013年、SESサンフランシスコが大きく変わります!

今年より会場、開催時期が変更されたのをはじめ、最も注目すべきはリフレッシュされたカンファレンス構成です。急速に発展する業界のトレンドやニーズを反映して、今回より「Paid」「Owned」「Earned」を中心に5つのトラックが新設され、3日間で60以上のセッションが予定されています。

そこで、今回は刷新されたカンファレンスの見どころと、先日発表された基調講演のスピーカーをご紹介します。

■5 New Tracks
これまではSEO、PPC、Socialといったトラックを中心にカンファレンスが構成され、その中に“外部リンク”や“Emailマーケティング”等のセッションが割り振られてきましたが、メディアの垣根を越え、統合マーケティング戦略が求められる中、新たなトラック構成になりました。

【Paid Media】
Paid Mediaトラックは、SEM、ソーシャルメディア広告、リマーケティング/リターゲティング関連のセッションで構成されています。

【Earned Media】
ソーシャルメディアなどを活用してユーザーからの信頼や認知度アップを目的とすることから、このトラックにはソーシャルメディアやコンテンツマーケティング、外部リンク、PR関連のセッションが含まれます。

【Owned Media】
自社サイトやブログ、フェイスブックページ等、自社で管理しているメディアを活用することから、Webサイトの最適化に関連したセッションで構成されています。SEO対策に関するセッションもこちら。

【Integrated Marketing】
メディアの統合をテーマに、Paid、Owned、Earnedを統合し、SEO,SEM,ソーシャルメディアの領域を超え、統合マーケティングキャンペーン戦略に焦点をあてたトラックです。

【Business Intelligence】
データドリブンにマーケティング戦略を立案することにフォーカスしたトラックです。データ分析から導くランディングページ最適化、アトリビューションに関するセッション等、データの活用方法を学ぶセッションが満載です。

■Rapid-Fire Sessions
カンファレンス1日目に新設された30分間のショートセッション。通常、1セッション60分のパネルディスカッション形式ですが、Rapid-Fire Sessionsは一人のスピーカーが、“Gamification”等、旬なトピックを取り上げて講演します。

■基調講演スピーカー発表
今回のSESサンフランシスコでは、計3回の基調講演が予定されていますが、2名のスピーカーが発表されました。

Jeffrey W. Hayzlett
Best-selling Author, Business Change Agent and Marketing Expert,
Hayzlett.com

@jeffreyhayzlett

1 日目の基調講演に登壇するのは、米国のマーケティングエキスパートであり、著書「The Mirror Test」がInc. Magazine社の2010 Best Business Booksに選ばれたJeffrey W. Hayzlett氏。Hayzlett氏は、かつてコダック社のCMOとして全世界のコダック社のマーケティング戦略を統括し、革新的な戦略でその名を広めました。現在は、adtechをはじめ、世界中のカンファレンスに登壇する他、TVコメンテーターや作家として幅広く活躍しています。基調講演では、 「Running the Gauntlet: Driving Strategic Change in your Business」をテーマに、ビジネスリーダーやマーケターに向けて、困難な状況の中でビジネスをどのようにコントロールしていくかについてお話します。

Patrick Thomas
Policy Specialist, Google

2 日目は、米国Google社のPatrick Thomas氏。Thomas氏は、User Policy teamでPolicy specialistとして、Googleのサーチ関連のポリシー改善に取り組んでいます。Google入社前は、ワシントンDCの英国大使館で、国際貿易、テクノロジー&IPポリシーのシニアアドバイザーとして活躍。今年の3月には、米国サンノゼで開催された、SESと並ぶ大規模なサーチエンジンマーケティングのカンファレンス「SMX(Search Marketing Expo) West」にも登壇しました。基調講演では、「Design Your Own Search Engine: Lessons from Tough Calls on Content at Google」 をテーマに、Googleポリシーについて解説します。

*   *   *

この他にも、多彩なスピーカーの登壇か発表されており、どんなTipsやお話が聞けるのか楽しみです!
また、カンファレンスアジェンダの日本語版も近く公開する予定ですので、こちらもお楽しみに。

なお、現在ツアーのお申込を受付けております。ご興味のある方は、どうぞお早めにご連絡下さい。
詳細はこちら

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