海外カンファレンスほど面白いものはない！
2013年、ルグラン最初の海外カンファレンスツアーとなる｢SESロンドン ｣まで残すところ約1ヶ月となり、先日キーノートスピーカー と3日間のアジェンダ が発表されました。3日間のカンファレンスでは、Searchをはじめ、Analytics、SoLoMo、さらに、Emailマーケティングといった幅広いテーマで40以上ものセッションが行われる予定です。
ルグランツアーは、｢基調講演だけ参加｣といった海外視察ツアーにありがちな内容とは異なり、早朝から夕方まで、より多くのセッションに参加、また、展示会場に出展しているツールベンダーのブースや現地の広告代理店を訪問する等、盛り沢山な内容となっています。
観光する時間もないカンファレンス中心のスケジュールになりますので、参加を希望される方は多くはありませんが、最新情報を自分の耳と目から吸収したいと考える熱心な方々にご参加いただいています。一方で、SESにおける日本からの参加者数を見ると、2004年頃をピークに年々減り続けているような印象を受けます。ネットを通じてリアルタイムで海外の情報が収集できるようになった今、お金と時間をかけてわざわざ海外のカンファレンスに行く必要がない、また、海外出張のための予算が取れない、上司を説得できない、といったさまざまな｢行かない理由｣を聞くことが多く、これらが参加人数の減少に繋がっているのかもしれません。
ルグランが海外カンファレンスを企画する理由
では、なぜ、ルグランが2006年から毎年海外カンファレンスを企画しているのでしょうか？それは、日本では得られない最新情報、会えない人との出会い、そして刺激が海外カンファレンスにはあるからです。カンファレンスに参加した人達がネットで情報を発信してくれるかもしれませんが、それは、その人の価値観や理解力による情報でしかなく、また、その場の臨場感のようなものを味わうことはできません。
過去2回にわたりad:tech tokyoのルグランルーム でご講演くださったコミュニケーション・ラボ代表であり、カンヌ国際クリエイティビティ祭の日本代表審査員も務めた佐藤達郎 氏も毎年カンヌ広告祭に参加されていて、その魅力についてご自身のブログに書いていらっしゃいます。
佐藤達郎氏のブログ
｢大人の学園祭｣としてのカンヌ
ルグランが初めて企画した海外カンファレンスは、2004年にサンノゼで開催されたSES。会場に隣接したホテルのレストランは、早朝からブレックファーストミーティングを行うグループで占められ、どのテーブルでも｢ビックキーワード｣｢スモールキーワード｣といったSearchに関するディスカッションが熱く繰り広げられていて、そのエネルギーに大いに刺激されたことを覚えています。佐藤氏の言う通り、沢山の新しいことを経験し、学び、そして楽しむ海外カンファレンスは｢大人の学園祭｣なのかもしれません。1人でも多くの日本のマーケターにその醍醐味を感じていただくために、ルグランはこれからも海外カンファレンスを企画していきたいと思います。
海外カンファレンスの魅力についてお話します
2013年ルグラン最初のセミナーは、株式会社マイクロアド共催で「どうなる2013年の広告？～キーワードはHonesty～ 」をテーマに2月6日（水）に開催します。本セミナーでは、弊社代表泉が、佐藤達郎氏と株式会社マイクロアド未来広告研究所 所長の中川斉氏と共に、オンライン・オフラインの垣根を越えて、マーケティング全体をデザインし、企業価値を上げるために必要な考え方・方法について講演を行います。また、アメリカ、ヨーロッパを中心に数多くの海外のカンファレンスに出席している3人ならではの海外最新事情、そして、海外カンファレンスの魅力についてお伝えします。(残席わずかですので、ご興味のおありの方は早めにお申込 ください。)
そして、いよいよカンヌへ
2月18日からロンドンで開催されるツアーに続き、佐藤氏と共にルグランでは6月にカンヌで行われる｢カンヌライオンズ ｣への視察ツアーを企画中です。アワードを受賞した作品について、カンヌ事情に詳しい佐藤氏にご解説いただくなど、初めての方もご参加しやすい内容にしていく予定です。詳細はルグランニュースレターでお知らせしていきますので、どうぞお楽しみに！
(by Hitomi Yamabe, Founder & Co-CEO, Le Grand)
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by admin | 2013.1.24 SEM
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