2011.6.10

sessf2001

毎年この季節になると、ルグランスタッフの間では夏季の米国でのネットマーケティングのカンファレンススケジュールを確認しながら、どのカンファレンスに参加するかの検討が行われています。

今年の夏も皆さまのご要望にお応えする為に、ルグランでは毎年恒例となっている夏の米国SESサンフランシスコ視察ツアーの開催を企画中です。ぜひこの機会にご参加をご検討されてみてはいかがでしょうか?

今年のSESサンフランシスコは8月15日(月)~19日(金)(一般カンファレンスは16~18日)に開催されるため、現在ツアーの詳細を決定中ですが、近日中に弊社ウエブサイトにて発表が出来るかと思います。8月はまだ先の事だと思われるかもしれませんが、先日のブログ記事でもご紹介をしたとおり、米国では景気の回復と共にネットマーケティングの需要が回復しており、カンファレンス参加者も増加傾向にあります。このため、周辺宿泊施設の確保が困難になる可能性もあり、また、8月は海外旅行のハイシーズンとなる為、早めに準備が必要となっております。

本日6月10日の時点では、Keynote公演の内容は未定となっておりますが、殆どのアジェンダはSES SFウエブサイトにて確認が可能です。なお、アジェンダに関しては、近日中にルグランが翻訳した日本語のアジェンダを弊社ウエブサイトからご提供の予定です。

さて、今年のSESサンフランシスコの特徴の一つは「Accelerator Track at SES SF 2011」と呼ばれるネットマーケティング業界での経験が3~5年以上のマーケターを対象としたセッションが、三日間を通して実施される事です。

このトラック企画、実際は今年の2月に米国サンディエゴで行われた、1日だけのミニSESカンファレンス「SES Search & Social Accelerator」が好評だったことから、通常のSESカンファレンスのトラックとして導入が決定した、逆スピンオフ的なトラックとなっています。

「Accelerator」とは日本のIT用語では「処理能力を向上させるハードウェアやソフトウェア」と言う意味ですが、これらのセッションの特徴の一つは、既にネットマーケティングの基本知識があるマーケターが、さらなる知識の向上の為に集中してセッションに参加できるように、出来る限りスポンサー色を排除したセッションになる点です。よって、セッションの進行ペースは通常のセッションよりも少し早めに流れるかもしれませんが、より深い知識を得る為に、参加してみてはいかがでしょうか?

「Accelerator Track at SES SF 2011」の内容はサーチとソーシャルをカバーしているので、検索派の方も、ソーシャルメディアに興味があるマーケターも参加する事が可能となっています。また、サーチ、ソーシャル、以外にもリマーケティングや、アトリビューションについてのセッションも用意されているので、興味のある方は是非セッションの内容をご確認ください。

※アジェンダの翻訳版は弊社ウエブサイトにて配布予定。

尚、アジェンダの内容は事前の告知が無く、変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

このほかにも定番のセッションから、新しく開催されるセッションが数多く用意されています。真夏の日本を抜け出して、ルグランスタッフと涼しい夏のサンフランシスコでネットマーケティングの最新情報をいち早く入手してみませんか?

(by Kenta Umezu, Chief Operating Officer, Le Grand)



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2011.6.02

グーグル版「いいね!」とも言える「+1」ボタンが、サイトにも設置できるようになりました。Search Engine Landに掲載された参考記事(英文)はこちらから。

サイトに貼付するコードは、こちらで生成できます。

米国では、既に、アドワーズ広告を含む、グーグルの検索結果には、「+1」ボタンが設置されており、これまでも検索結果に対して「+1」を押すことは出来ました。今後は、サイトにも「+1」ボタンが設置されることで、例えば、自分の友だちが、あるホテルのサイトを訪問し、そこに設置されている「+1」ボタンを押した場合、そのホテルのアドワーズ広告には、自分の友だちが「+1」していることが分かるようになります。(下図はSearch Engine Landのサイトに掲載されていたイメージ図です。)

Google +1 on SERP

グーグル検索の日本版で、いつ「+1」が実装されるかは、まだ発表されていないようですが、この機能が使えるようになった場合、自分のソーシャルグラフの中で「+1」を押している人がいるか否かで、自然検索やリスティング広告のクリック率、延いては、コンバージョン率にも影響が出ることも考えられます。

一方、「+1」のソーシャルグラフは、GoogleのコンタクトリストやBuzz、Gmailなどでつながっていると思われる人になりますので、極端な話、Twitterやフェイスブックは使っているが、Googleのアカウントは開いておらず、こうしたサービスも利用していないという人には、何のインパクトも無いということになります。つまり、日本において、この「+1」が、SEO・SEMに一定のインパクトを持つかどうかは、Googleのソーシャルグラフが日本でどこまで広がるかに大きく依存する、といっても良いでしょう。

それにしても、Twitterも、昨日から、外部のブログやウェブサイトから、直接、フォローできるボタンの提供を始めましたし、フェイスブックの「いいね!」も含めたボタン戦争が激化する中、サイトに、どのボタンをどう配置すべきか、頭を悩ませる場面も増えそうですね。。。

(by Rod Hiroto Izumi, Founder & Co-CEO, Le Grand)




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