2013.5.17

カンヌ国際クリエイティビティ祭の日本代表審査員をつとめた佐藤達郎 氏を講師にお迎えし、オンライン広告とオフライン広告の垣根を越え、マーケティング全体を俯瞰して考えるというスキルを学ぶ、3回シリーズのワークショップ。昨日5/15(水)、ついに最終回を迎えました。

第1回、2回と開催するにつれ、反響が高まったこともあり、第3回では飛び入りでご参加された方も多く、会場は満員となりました。

第1回ではオフライン広告の変遷 、第2回ではオフライン広告の制作実務の流れや方法 について学びました。

最終回の今回は、国際的に高い評価を受けたいくつかのクリエイティブ(TV CM)を題材にして、そのクリエイティブが作られた背景、すなわち「目的/目標」「訴求ポイント/メッセージ(What to say)」「表現/アイデア(How to say)」を考えるデコンストラクション(通称デコン)を行いました。

  

この作業はクリエイティブの“型”を学ぶためのトレーニングとして広く取り入れられています。みなさん真剣に“デコン”しています。

3回シリーズに渡って行ったワークショップ『「オン」から「オフ」へ~激変する広告の目線を学ぶ~』。次回のブログでは、詳細レポートとともに3回シリーズの総括を行います。どうぞお楽しみに!

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2013.4.25

間もなく始まるゴールデンウィーク。SEMに携わっている方、広告主の方々にとっては連休中の運用方針について既に決められている方も多いのではないでしょうか。

これまでも弊社ブログではGoogleトレンド(旧Google Insights for Search)を活用して検索キーワード動向を調査した記事(【ノウハウ】検索で禁煙を「促す」のはムズカシイ? ) などをご紹介してきましたので、季節に応じた運用方針についてご参考になるかと思います。

一方で、昨今のスマートフォンの急速な普及を考えると、当然ながらこれまでの「検索ワード×時系列」という2軸の思考だけで運用するのは十分とはいえず、「検索ワード×デバイス×時系列」の3軸で考えることがSEM運用者には求められるかと思います。

さらにいえばPCと違い「いつでもどこでもネットとつながる」スマートフォンやタブレットが加わることで「検索ワード×デバイス×時系列×場所×日時×・・・・」と思考すべき材料そのものは無限に出てきます。

各デバイスに適した広告運用を一つのキャンペーンで円滑に運用できるようAdWordsではエンハンストキャンペーン(実装済)、Yahoo!プロモーション広告ではユニファイドキャンペーン(5/15以降実装予定)と呼ばれる機能が新たに加わってきます。これらを効果的に活用することが、今後の広告運用における重要な課題といえます。

手短ではありますが、引き続きこちらのブログでは“多軸思考”での運用の考え方・事例はもちろんのこと、「マーケティング全体をデザインする」という弊社のマーケティング戦略の考え方からオンライン・オフライン問わず、幅広い視点で最新動向をお伝えできればと思います。

それではどうぞ良いゴールデンウィークを。

(by 桑原 達彦, Consultant, Le Grand)

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